ブログに何度か書いたことがありますが、
私は根っからの片付けられない女 でした。
・・・「でした」と過去形にするにはまだ早いですが、
今の家に引っ越してくるまでは
それはそれはひどい部屋で生活していました。
実家に住んでいたころ、
母に怒られる原因の9割は片付けのこと😅
机の上や本棚、
ベッドの下も押入れの中も
引き出しもカバンの中も
すべてぐちゃぐちゃ。。。
一度、ブチ切れた母が
「いい加減にしなさい!!!」
私のものがしまってある机や引き出しをすべてひっくり返して床にぶちまけるという
修羅場?を作ってしまったこともあります。
お母さん、ごめんなさい。笑
って笑ってる場合じゃないですね😅
そんな子どもが大人になり、
それに伴って少しはまともに・・・
なることもなく、
年に一度くらいスイッチが入って大掃除するも
またすぐ汚部屋に元どおり
を繰り返し。
就職して2年弱の間単身赴任していたときは
今までの人生の中ではまだマシな方…
というレベルの部屋でした。
主人とはこの頃に付き合い始めたので、
私が片付けられない女だとは気が付いていなかったと思います。
ごめんなさい。笑
そして結婚し、
駅近に惹かれて1LDKの部屋を借り
上の子も生まれて3人で生活するようになりました。
こちらのブログでも少し触れていますが、
部屋の中は物に溢れ、
あちこちに色々なものが積み重なり
今にも崩れ落ちそうな状態。。。
恥を忍んで公開します。
こんな部屋に住んでた人でも
今はここまでスッキリした部屋を保てていますよ、と
どこかの片付けられない人の僅かでもいいので希望になれればと…(大げさ😂)
では。
どんっ
_:(´ཀ`」 ∠):
この状態がわりとデフォルトでした。
お客さんが来るときは、寝室にどちゃーーっと物を積み上げて、リビングと寝室を隔てるドアを閉めて、隠蔽。。。
でも、子どもが「わーっ♫」とはしゃいでドアを開けようもんなら、こっちはヒヤヒヤ💦
お恥ずかしい限りです。。。
別角度から
かけられる所にはかけられるだけかけ、
乗せられる所には乗せられるだけ積み上げ、
しまっていないものは端っこに寄せとけばいいという
もうなんとも言えない典型的な片付けられない人。
仕事が終わって家に帰ってきたら
こんな光景が広がっていた主人には
本当に申し訳なかったです。。泣
片付けられない原因を突き詰める
自分がなぜここまで片付けられないのか
引っ越したら絶対にスッキリした部屋を保つと固く決意したとき
その原因をとことん考えてみました。
「苦手だもーん」じゃ何も成長しない
もう繰り返さない 変わるんだ と
心に誓っていたのです。
原因その1〈家や収納のキャパと物の量が見合っていない〉
片付けられない人は、きっと持ち物も多いと思います。
「これ使うかも」
「思い出の品だから」
「◯◯(観光地とかライブとか)でしか手に入らない貴重なものだから」
「捨てた途端に使いたくなって困るかも」
などなど、
持っているにはそれぞれ言い分がある。
ひろーーくて、
収納もたーーっぷりあって、
それらをきちんと余裕を持ってしまうことができるならいいかもしれないけれど、
大抵は引き出しにぎゅーぎゅーに詰めてあったり
収納ボックスがどんどん増えていってどんどん部屋が狭くなっていったり
結局その収納ボックスからも溢れていく
そんな状況だと思います。
そして、片付けられない人は
しまうという行為が嫌い
でもあると思います。
それはなぜかというと、
物で溢れていて他のものを入れる余地がない所に、物をしまうってすごく負担に思えてしまってめんどくさいから。
畳んだ洗濯物をしまうのが大嫌いで、
よく部屋の隅に並べてごまかしていた私は
まさにそうでした。
物が多い
→しまう場所がない
→しまうのがめんどくさい
→収納増やそう
→部屋のスペースが狭まり、なぜか余計に物も増えて散らかっていく
→あぁ私はやっぱり片付けられない人なんだ諦めよう
捨てては増え、しまっては溢れ
その繰り返し。。。
原因その1の解決策
この問題を解決するには
捨てる
増やさない
これに限ります。
引っ越しの日までに沢山捨てましたが
(こんまりさんの『人生がときめく片付けの魔法』を参考にしました)
「これは新しい家に持っていってこれからも長く使いたい。せっかくの新築にふさわしいものを」
という考えのもと、今まで捨てられなかったものもバンバン捨てまくりました。
そのかわり、どうしても捨てたくないものBOXも作ってそこには物を残すことで、捨てることへの未練とかストレスを感じずに済んだと思います。
次第に捨てることが逆にストレス発散にもなっていきました。
物が減ったので、
引っ越して全てのものをしまったとき
「こんなに余裕がある・・・(´;Д;`)✨」と感激したのを今でも覚えています。
余裕があると片付けるのも苦ではなく、
今ではリビングで洗濯物を畳み、
リビクロに幼稚園の一式をしまって
その足でリビング隣のWICに全員分の洗濯物をしまう
この一連の流れがすごーーーく楽チンで、
マンションであれだけ嫌々やっていた
むしろやっていたとは言えない(引き出しはどこもぐちゃぐちゃぎゅーぎゅーに押し込むのみ、入らないものは部屋の端に寄せておく)
自分が嘘のようです。
引っ越して半年以上経った今でも
ちゃんとできていて、自分でも驚いています。
◯年生きてきてそんなことなかったから😅😂
そして、
増やさない
こちらも大切です。
無料で配られているチラシやティッシュやうちわ、ついついもらってしまうけど
それも極力もらわないように。
食べ物などの消え物を買う前は、
果たして本当に必要かどうかをきちんと考えて、できれば一晩は考えてから購入する
これは家計管理をする上でも役に立ちました。
引っ越した今でも「増やさない」これは常に意識しています。
原因その2〈物の住所を決めていない〉
たとえ物が減っても、これができていないとまたすぐ散らかります。
片付けられない人のよく言う言葉に
「だってすぐ使うもん」
というフレーズがあると思います(少なくとも私はすぐこうして反論していました笑)
あれだけ散らかっている部屋でも
当の本人からしたら、物の場所はある程度は分かっている。
使いたい物は積み上がったものの中でもわりとすぐ見つけられるというパターンが多いと私は思います。
「なんでこんなに散らかってるのに、物の場所は把握してるの」
と、いつも家族に呆れられていました(^^;)
すぐ使いたいから、
しまっちゃうよりここにあった方が便利だからと、
使った場所にポンと置いておく
これが山積みを作る原因の1つ。
あとは、カテゴリ分けできないよく分からないものが多すぎることも良くないです。
近いうちに返信する招待状、
家計簿をつけるのに必要なレシートの束、
いつか行くかもしれないお店のDM、
そのうち読みたい本
そんな細々としたものが集まると
あっという間に汚部屋の出来上がり\( ˆoˆ )/
身につけるものに関して言うと、
お風呂上がりに着る下着やパジャマ
朝に着替える洋服
出かける時にサッとかぶりたい帽子
など、
1人の人間の身につけるものでも
使いたい場所やタイミングがバラバラ。
そして、ここにあった方がいいじゃーんと雑に放置して置いておくと
いつのまにかそれが山になっている。
それって全部、
住所が決まっていないから
起こることです。
原因その2の解決策
これはもうシンプルに
住所を決める
に限ります。
引っ越し前
間取りが決まってから、
細かいものまで全て、紙に住所を書き出しました。
その紙は捨ててしまったので載せられませんが
A4の紙に
薬・はさみ・雑誌・郵便物・子どもの作品・帽子
などなど、
自分や家族が過ごす1日をシミュレーションしながら
どこに何があったら便利なのか、それをしまうにはどんな収納があったら良いか
細かく細かく決めました。
(もちろん、間取りを決める時点で大まかには考えてその通りに作って頂きました)
このブログの後半にも書いたように
ハサミも1つを使い回すのではなく
必要な場所にそれぞれ配置して住所を決めるようにしました。
元に戻す作業を少しでも楽にするためです。
ズボラすぎるほどズボラな私でも
今こうしてスッキリした部屋を保てているのはこのおかげだと思います。
今家作りを進めている、片付けられないと悩んでいる方がもし見て下さっているとしたら
原因その1の物が多いことももちろんですが
自分がいつもどんな1日を過ごしていて
どこで何をどのタイミングで使っているのか
これを頭の中でイメージして家作りを進めてほしいです。
片付けが得意な人は、きっと大まかなイメージで片付けられると思いますが、
私のようなタイプは、「そこまでやる?!」という位細かく決めた方が、きっと後が楽です。
本当細かい部分ですが、
たとえばキッチン背面のカップボード引き出しには
お肉などを冷凍保存するときにジップロップに書き込むためのマジックやマスキングテープ。
マスキングテープは他にも、IHをぐるりとガードする時にも使います。
月に1回位の頻度で張り替えているので、ここにあると便利。
あとは、手で開けられなかった袋を開けるためのはさみもここに。
こんな風に、キッチンに立っている時にすぐ使いたいものをしまっています。
手紙を開ける用のハサミや子どもが使う安全なハサミ、カラフルなマスキングテープなどはまた別の場所がその子たちのお家🏠♡
決めてしまうまでは面倒だけど
1度決めてしまえばそのあとが本当に楽!
このやり方だから
ミニマリストにはなれそうもないですが、
でも片付けられない私にはこれがちょうどいいです。
今日書いたことは、
さっきも出てきたこんまりさんの『人生がときめく片付けの魔法』を読んで。
片付けが得意な主人の存在(アドバイスもくれるし、主人を嫌な気持ちにさせたくないという思いから)。
私の収納の師匠でもあるお義母さんの助け。
これらがあって書けたことです。
本当に感謝しています。
まだまだ、油断すると散らかり始める時もありますが
せっかくのお気に入りの家をいつまでもお気に入りの場所にするためにも
家族のためにも
自分のためにも
捨てる
増やさない
住所を決める
この3つを意識して、生活していきます‼️
ある朝のリビングとたなくじ(^。^)
テレビの横の洗濯カゴが残念!笑
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