実家の解体開始が迫って寂しい。思い出を残すためにやっていること

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実家の解体開始が迫って寂しい。思い出を残すためにやっていること

 


自己紹介はこちら💁‍♀️


いよいよ、実家の解体が始まろうとしています

その日に向けて、

主に両親が急ピッチで荷物の整理を進めています。

業者さんにも入ってもらう(入ってもらわなければ無理だった)
・不要なものはどんどん捨てる
・再利用できそうなものは親戚等に譲ったり、
 コンテナを期間限定で借りたのでそこに入れたり。

何十年と住んだ家には、膨大な量の物がありますね。

 

果たして解体の日に間に合うのか。

私もできるだけ手伝いにいこうと思います。

目次

実家解体前の整理で出てきたもの

実家には、

祖父母が住んでいた平屋の母屋と

私たちが住んでいた二階建ての離れがあります。

 

母屋の方は祖母が1人で住んでいましたが、

ここ数年はもう誰も寄り付けない程のゴミ屋敷状態でした。

その話は書けば長くなりますが💦

 

とにかく、今回の整理では色々な物が発掘されました。

天皇陛下御在位60周年記念硬貨
海外の紙幣や硬貨
なぜかギザ十💰の山(いくら分かわからないほどの量)
何十年前?のクッキーの缶
私の描いた絵や書道の作品

昔あげた修学旅行のお土産なんかも出てきました。

ゴミ袋を何枚使ったかは分からないほど大量にものを捨て、

両親は整体通いするまでになってしまっています💦

あと数日、片付けのラストスパートです!

実家がなくなるということ

ゴミ屋敷状態の母屋は、築100年程になります。

離れの方も築30年以上が経過して、

それはそれはもうあちこちにガタがきています。

耐震性もほとんどゼロだと思います。

 

外壁にはたくさんヒビが入り、

砂壁からは砂がポロポロ剥がれ落ちてきて、

床は軋むし、ドアというドアは開きにくい状態。

 

手先が器用な父が補修した箇所は数知れず。

中庭に面したお風呂や脱衣所はすきま風が寒くて寒くて。

また、共有の台所とお風呂がある建物が中庭を挟んで真ん中に建っていて、

たとえば離れから自分の着替えを持ってお風呂に行くには、

わざわざサンダルを履いて移動しなければなりません。

 

逆も然りで、

せっかくお風呂でキレイになって温まったのに、

自分の部屋に戻るにはまたサンダルを履いて移動しなければならず、

夏場や冬場はそれがとても苦痛でした。

 

学生時代はそんな実家がイヤで。

 

家族が大好きだったので居心地は良かったのですが、

友達のキレイなお家に遊びに行かせてもらう度に

「なんでうちはあんなボロ屋なんだろう」といつも思っていました。

周りのみんなにこんなボロ屋だと知られるのが恥ずかしい!と思っていて、

遊んだ帰りに家に送ってもらう時にも、

わざわざ近くの駐車場に停めてもらってそこから歩いて帰るほどでした。

 

こんな風にイヤな思い出がスラスラ書ける位、

不便な所が盛りだくさんな実家でしたが

 

解体を目前に控えた今、

そこがなくなってしまう寂しさがこみ上げてきています。

 

社会人になって初めて家を出て、

それから主人と結婚して今の家に来たので、

かれこれ10年近く実家に住んでいません。

 

とても近くに住んでいるのでしょっちゅう顔を出しますが、

実家に帰った時の安心感

独特な匂い。

庭にさす太陽の光。

ギーギーうるさい扉や

ドアが閉まる時に鳴る鈴の音。

 

そんな当たり前の光景がもうすぐなくなるんだなぁって。

こんなセンチメンタルになるのっておかしいでしょうか(>_<)

両親にはそんな素振りは見せませんが、

実家の整理を手伝っている最中にふと家の中を見渡していると

ふいに涙がこぼれそうになります。

解体前にやっておきたいこと

そんな私は、

今実家に行くときは常にビデオカメラを持っていっています。

 

家の中を歩き回りながら撮ったり、

座っている状態から見た部屋を撮ったり、

棚に飾っているものをズームアップして撮ったり。

 

両親がいると恥ずかしくて無音ですか、

1人のときは「次は洗面所〜」などとナレーションを入れています😂

 

ビデオに残しておけば、編集して静止画にすることもできますし、

やっぱり、”音”ってとても大切だと思います。

 

あとから思い出そうとしてもなかなか思い出せないけど、

聞いた瞬間に「あっ。これこれ」となるかなって。

 

古い蛇口を閉めるキュッという音や

ドアの開閉音、何気ない会話とか。

 

本当は”匂い”を残したいんだけどそれはどうしても無理です。泣

 

なので、

匂いまで蘇ってきそうな位隅々までビデオを撮影しておこうと思います。

 

あとは物でもいいし柱とかどこか家の一部でもいいですが、

何か新居で生かせないかなと企んでいます。

今度現場監督の方と初めてお会いするので、そのときに色々と聞いてみよう。

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この記事を書いた人

元汚部屋住人、お饅頭をこよなく愛する主婦。

2017年〜積水ハウス シャーウッド(二世帯)に住み、
「二度と汚部屋にはすまい」と
どうにかこうにか日々過ごしている様子を
ブログに綴っています✏︎

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